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転職の心強い味方となる転職エージェント。しかし、何をどう相談すればよいかわからないという人も多いのではないでしょうか。
そもそも自分ひとりで転職活動を行うよりもエージェントを介するほうがメリットがある部分とは、一体何だと思いますか？ エージェントがどんな部分に強いのかを知ることで、そのメリットや活かし方がわかります。あなたの転職活動やキャリアプランニングに役立つ転職エージェントの強みを5つのポイントで解説します。
- 目次
転職エージェントはココに強い！ 5つのポイント
転職活動をしようと思い立った場合、基本的には働きながら転職先を探し始める人が多いはず。その際に大切なのは、何よりも情報の質です。ただし、多くの求人案件の中から自分のキャリアにマッチするものを探すだけでも、かなりの時間を取られてしまうことになりかねません。転職エージェントに依頼するもっとも大きなメリットは、その時間を大幅に削減できるというところでしょう。
転職エージェントを自身の転職活動にさらに効果的に活用するには、エージェントがどんなところに強みを持っているのかを把握しておくことが重要です。今回は、そうした”転職エージェントの強み”を5つのポイントにまとめました。
1.さまざまなキャリアのパターンを知っている
転職エージェントは、当然ながら、さまざまな転職のケースを数多く見ています。キャリアという観点から、転職であなたにどういう選択肢があるのか、その選択肢を選んだらどうなるのかという、現状から先のことまで見据えた客観的な答えを見出せるところがまずひとつ。
また、転職によって「あなたが得るもの」だけでなく、「あなたが失うもの」といった、メリット・デメリットまでカバーした包括的なキャリアプランの相談ができるところも強みといえるでしょう。
2.採用企業側の立場を熟知している
転職エージェントは、個人の転職そのものについて詳しいだけでなく、採用企業側の立場や事情をよく理解しています。つまり、企業が採用にあたって何を重視するのか、採用プロセスで何が起こるかを知っているので、それに合わせた対策を立てやすいということです。
企業側が書類選考や面接であなたをどう見るかという視点は、個人で転職活動を行うときにはなかなか持ちえないところです。こうした部分で転職エージェントを活かさない手はありません。
3.会社の内情に詳しい
求人を出している会社が実際にどういう会社なのかという情報を転職エージェントはしっかり掴んでいます。さらには、今、その会社では何が課題なのか、どういったフェーズにあるのかという突っ込んだところまで把握していることも。
現在、転職は売り手市場と言われ、企業側も会社にマッチする人材を得るために必死です。そのため、採用の背景となる内情を率直に転職エージェントに話してくれるケースが増えています。
4. 求人ポジションについて詳しい
たとえば「経営企画」という求人があった場合、具体的にどういう業務を行うか想像することができますか？ じつは「経営企画」は、会社によって仕事内容や待遇にかなりの違いがあり、求人票の情報だけでは実際の内容がなかなかわからないポジションのひとつです。
そうした求人票に書かれていない、仕事内容の詳細を企業からヒアリングしてくるのが転職エージェントの仕事のひとつです。転職希望者自身が面接などで直接企業に出向いて質問するよりも前に募集職種についての具体的な情報を得られるので、ミスマッチを減らすことができます。
5.転職活動を成功させる方法を知っている
転職活動は、一社決め打ちではなく、複数の会社で並行して進めていくことがよくあります。そうした場合にとても重要なのがスケジューリングです。
このままのペースで進んでよいのか、内定のオファーを前倒ししてもらうようなスケジュールを組んだ方がよいのか、それとも次回面接までの時間を稼いだほうがよいのか…というさじ加減を転職エージェントはそれまでの経験上でよくわかっています。
個人で転職活動を行う際にありがちなケースが、本当は第一志望の企業があるのにも関わらず、第二志望の回答期限が先に打ち切られるからという理由で、焦って回答してしまうというもの。エージェントと組むことで、そうした事態を避け、より効率的で結果の出やすいスケジューリングができます。
仕事ができるからといって、転職のプロではない
転職活動を始める際には、仕事で成功している近しい人に相談してみようと考える人も少なくないでしょう。しかし、”仕事ができる人“と、”転職活動に詳しい人”はまったく別です。
どんなに華々しいキャリアを持ち、仕事ができるという人でも、何回も転職し、何パターンものキャリアを知っているわけではありません。むしろ、常に自分の仕事に集中し成功をおさめている人ほど転職回数が少なく、転職活動に不慣れであることも多いものです。だからこそ、友人・知人にアドバイスを求めるよりも、まず転職のプロを頼ってみるべきではないでしょうか。
